
50代で転職活動を始めてから数か月。
最初は「本当に転職できるのだろうか」という不安を抱えながら、勇気を出して一歩を踏み出しました。
結果として応募した1社は書類選考で不採用。もう1社は会社見学、待遇説明、適性テスト、所長面接まで進み、次は支社長面接というところまで進みました。
ここまで来られたことで、「50代でも自分を必要としてくれる会社がある」という自信を持つことができました。
しかし、その後の連絡で待遇面に変更があることを知りました。
もともと気になっていた個人事業主という働き方に加え、給与面も当初のイメージとは変わる可能性があると聞き、改めて自分が本当に求めている働き方について考えました。
そして私は、今回の転職を辞退することにしました。
辞退するという決断は、決して後ろ向きなものではありません。
転職活動を始めた頃は、「今の会社を辞めたい」という気持ちが先にありました。
でも実際に他社の話を聞き、自分の市場価値を確かめ、さまざまな条件を比較していく中で、今の会社の良さにも改めて気づくことができました。
さらに、夏のボーナスは前年より増額され、10月には会社の体制変更に伴って等級が上がり、基本給も上がることになりました。
もちろん、それだけが残る理由ではありません。
大切だったのは、「他社と比較したうえで、それでも今の会社で頑張ろう」と自分で納得して決断できたことです。
今回の転職活動を通じて感じたのは、転職活動の目的は必ずしも転職することではないということです。
新しい会社を知ることで、自分の価値を知ることができる。
そして、今の会社を客観的に見つめ直すこともできる。
その結果、「今の会社でもう一度頑張ってみよう」という答えにたどり着くことも、一つの立派な成果なのだと思います。
もしこの記事を読んでいる方の中に、50代で転職を考えている方がいたら、ぜひお伝えしたいことがあります。
転職活動は、決して後戻りできないものではありません。
応募して、話を聞いて、比較して、最後に「今の会社に残る」と決めることもできます。
大切なのは、誰かに勧められた選択ではなく、自分自身が納得できる選択をすることです。
今回の転職活動で、私は転職という結果は選びませんでした。
でも、自分の市場価値を知り、これからの働き方を真剣に考える貴重な経験ができました。
だから私は、この転職活動は「失敗」ではなく、「成功」だったと思っています。
これからも今の会社で、新たな気持ちで仕事に向き合っていきたいと思います。
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