巷では「どうする家康」で盛り上がっています。
あらゆる難問に立ち向かった時に「どうする?」と問われた家康が進んでいく話ですね。
近所の本屋でも「家康」もしくは「戦国本」コーナーができています。
そんな時に見つけたのが
「もしも彼女が関ヶ原を戦ったら」
というビジネス小説です。
経営不振に陥った名門歴史ゲーム企業の命運を握る極秘プロジェクト、それは触覚や嗅覚までもが再現されたメタバース空間で行う関ヶ原の戦いだった。歴史もゲームも詳しくない主人公みやびは、その開発中超絶リアルなゲームのテストプレイを任命され、史実ではあっさり敗れた西軍を勝たせるというミッションを担うことに。AIが搭載された武将をZOPA・DESC・OODAなどの最新ビジネススキルで動かし、弾丸や矢が飛び交う戦場で兵を指揮しながらシナリオを進めてゲームのクオリティ向上に貢献する。
という前置きなのですが、特に合戦の描写が面白い。
「もしも」立花宗茂たち西国武将たちが活躍していたら…
「もしも」小早川秀秋が裏切らなかったら…
そして「もしも」このゲームが実際に世に出たら…
PSVR2ならやれないことはないと思うんですけどね。