
分配金はいつ受け取る?再投資10年のリアルな育て方
高配当投資に興味はあるけれど、
- 分配金ってすぐ受け取ったほうがいいの?
- 再投資すると何が変わるの?
- いくらくらいで生活費の足しになるの?
こんな疑問を持っている人は多いと思います。
この記事では、**SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)**に
実際に投資している私の金額を例に、初心者向けに分かりやすく解説します。
私の投資状況(リアルな数字)
- 投資信託:SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回)
- 投資額:約60万円
- NISA成長投資枠で保有
- 分配金:1万口あたり90円(直近)
- 今回の分配金:5,618円
- 分配金の扱い:全額再投資
元本を削る「特別分配金」ではなく、
普通分配金のみだったのも安心ポイントです。
分配金を再投資すると何が起きる?
分配金を受け取らず再投資すると、
- 分配金で投信を買い増す
- 口数が増える
- 次回以降の分配金が増えやすくなる
という「お金が自分で増える仕組み」が動き始めます。
たとえば、年4%の分配金をすべて再投資した場合、
- 今:60万円
- 10年後:約90万円(約1.5倍)
になります。
分配金はいくらまで育てたい?
生活費の一部を賄う目安は、こんな感じです。
- 月1万円(年12万円)→ 約300万円
- 月2万円(年24万円)→ 約600万円
- 月3万円(年36万円)→ 約900万円
私の今の60万円は、まだスタート地点。
でも再投資を続ければ、分配金を生む力は確実に育ちます。
いつから受け取りに切り替えるのが正解?
結論としておすすめなのは、
10年目以降に、一部だけ受け取りを始める
理由はシンプルで、
10年再投資すると分配金の「出る力」が十分育つからです。
目安の考え方
- 〜9年目:全額再投資(育てる時期)
- 10〜12年目:半分受け取り、半分再投資
- 13年目以降:生活状況に応じて受け取りを増やす
こうすれば、資産を減らしにくく、
安心感も得られます。
分配金は「後から使える収入」
大事なのは、
分配金は
受け取り ⇄ 再投資
いつでも切り替えられる
ということ。
今は再投資で育てて、
必要になったら受け取る。
SBI・S・米国高配当株式ファンドは、
長期で育ててから使うのに向いている投信だと感じています。
まとめ
- 今は再投資が正解
- 目安は10年
- 月1〜2万円が最初の実感ライン
- 焦らず育てるのがコツ
分配金投資は、「今すぐ楽になる魔法」ではありません。
でも、続ければ将来の生活を支える仕組みになります。
私自身、このファンドを
「将来の固定費を減らす装置」
として、これからも育てていく予定です。
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