マンション生活10年目その3

結婚して12年ほど経ちますが、最初は家賃86000円・2LDKの賃貸マンション暮らしでした。
分譲マンションを買うきっかけは、「たまたま近所にモデルルームができたから」。
モデルルームの作りはオプション盛り盛りの最高級仕様という常識すら知らず「すごいねー」なんて言いながら見ていたものでした。
金額を見せてもらうと14階建ての最上階が3450万、東日本大震災後ということで低層階の人気が高かった頃で、1階あたり100万円も違いませんでした。
それならば、と最上階をその場の勢いで予約。
そこからはとんとん拍子で話が進み、銀行融資もどこからでも借りてください状態。
金利の見比べに入ります。
当時の流行りは当初10年固定ローンでした(今は金利が無いようなものなので変動の方がいいと思いますが…)。
主にお金を預けていた銀行が1.4%、他の銀行で1.15%という条件が出ました(当時のさらに10年前は3%とかザラでしたからね)。
頭金2000万、残りの1500万を当初10年固定の20年ローンにて決定。
そこからは毎月送られてくるマンション建築の進捗写真に胸を躍らせ、建築現場を見に行き、家具や内装の打ち合わせをし、と忙しいながらも楽しい毎日でした。

3年後、出ました日銀のゼロ金利政策。
当初10年固定ローンの金利も0.7%程度に下がり、これは金利さげの交渉を行わなければ、と何度か銀行に交渉するも結果はNO。
それならばと貯金の一部を繰上げ返済開始。
結局6年で住宅ローンを完済してしまいました。

そこからは住宅ローンに払っていた分のお金を貯蓄と投資に回し生活レベルは変えないように気をつけています。

当時の住宅ローンの選び方(固定・変動)、繰上げ返済の是非(10年間は住宅ローン控除を受けた方がよかったのではないか)等、最適解を選べたかは疑問ですが、今の生活に不便はないので良しとしましょう。

それにしても今は変動金利0.28%とかなんですね。

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