「もう無理かも」と思っていた介護費が軽減。グループホームから特養へ移って感じたこと

【体験談】グループホームから特養に移って介護費が大幅に軽減された話

母がグループホームから特別養護老人ホーム(特養)に移って、介護費が月18万円 → 約7万円に大きく下がりました。
年間にすると約130万円の差です。今回は、その経緯と仕組みをまとめてみます。

🏠 グループホーム時代の費用

母は要介護3で、グループホームに入所していました。
家庭的な雰囲気でありがたかったのですが、費用は毎月およそ18万円
介護サービス費、家賃、食費、日用品などを合わせると、家計への負担は正直大きいものでした。

🏡 特養に入所できたきっかけ

特養(特別養護老人ホーム)は原則要介護3以上の方が対象です。
待機期間が長いことも多いですが、今回は空きが出たタイミングで案内があり、入所が決まりました。

💰 特養での費用内訳

項目月額
利用者負担額(介護サービス費)32,437円
食費11,700円
居住費(ユニット型個室)26,400円
その他(日用品・理美容など)7,940円
合計約78,000円/月

医療費はほとんどなく、自己負担1割。
介護保険の負担割合証も1割で、軽減制度(負担限度額認定)が適用されています。

📉 費用が下がった理由

  1. 公的施設である特養は、介護費用の自己負担割合が低い
    → 介護保険の1割負担+食費・居住費など実費のみ。
  2. 「介護保険負担限度額認定」で食費・居住費が軽減
    → 住民税非課税世帯などの条件を満たすと、月1~2万円程度安くなります。
  3. 医療費の自己負担も1割
    → 高齢者医療制度の対象で、年間の医療費はごく少額。

📆 今後の見通し

現状の年間費用は約97万円前後。
今後3年間で見ても、物価上昇を考慮して年100万円前後の水準で推移する見込みです。
グループホーム時代の約半分以下となり、家計的にもかなり助かりました。

🌸 まとめ

  • グループホーム:約18万円/月
  • 特養:約7万円/月
  • 年間差額:約130万円の軽減
  • 軽減制度や1割負担が大きなポイント

介護度が上がると心配も増えますが、
制度を正しく使うことで家計の負担を大きく減らすことができます。
特養の空き状況や軽減制度の条件は地域によって異なるので、
ケアマネージャーさんや市区町村の介護保険課に相談するのが安心です。

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