
10年近く使っていた我が家のテレビ、東芝の「55Z700X」。サイズも機能も不満はなかったんですが、最近どうも調子が悪くなってきていました。
特に気になっていたのが、「画面の一部が暗くなってきた」こと。右下あたりがじわっと暗くて、映画を観ていても表情が読み取りにくかったり、夜のシーンが沈んで見えたり…。とはいえ、完全に映らないわけじゃないので、「もう少し使えるかも」と先延ばしにしていました。
買い替えを迷った最大の理由:録画の引き継ぎ
画面の劣化以上に悩んでいたのが、「HDDに録画していた番組が引き継げないかもしれない」ということ。
長年録りためてきた番組には、思い入れがあるものも多くて、「買い替えたら全部消えるのかな…」と考えると、なかなか踏み出せませんでした。
実際に調べてみると、東芝のレグザ同士でも、録画の引き継ぎには条件があるようで、「完全な移行」は難しいことがわかりました。
決断のきっかけは「もう、十分頑張ってくれた」と思えたこと
そんなある日、テレビを見ていたら、画面の暗さが一段とひどく感じられて、「これはもう限界かも」と思いました。
「録画は引き継げなくても、テレビ本体が壊れて観れなくなる前に、次のものにしよう」と気持ちが切り替わりました。
買ったのは、レグザ「55Z570L」
いろいろ悩んだ末、買い替えたのは東芝の「55Z570L」。前のテレビと同じ55インチで、倍速パネル搭載・タイムシフトには非対応のモデルですが、私の使い方にはちょうどよさそう。
価格はエディオンで**99,800円(税込)**と、手頃だったのも決め手です。
録画はゼロからスタート。でもそれも悪くない
録画の引き継ぎはあきらめました。確かに残念だけど、考えてみれば「観たいと思って録ったけど、結局観ていない番組」も多かったんです。
これを機に、必要なものだけ録画するシンプルな使い方に変えてみようかなと思っています。
同じように「テレビの買い替え、でも録画が消えるのがイヤで踏み切れない」と悩んでいる方にとって、少しでも参考になればうれしいです。
テレビも10年近く頑張ってくれたと思えば、きっと買い替えのタイミングかもしれませんね。

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